ロッテ移籍の石川柊太「ホッとした」 鷹からFAで熟考…ファンに感謝「とても濃い11年」

ロッテが獲得を発表した石川柊太【写真:小林靖】
ロッテが獲得を発表した石川柊太【写真:小林靖】

ソフトバンクに感謝「野球選手として育ててくれたのは紛れもなくホークス」

 ロッテにFA移籍することが決まったソフトバンクの石川柊太投手が11日、ソフトバンク球団を通してコメントを発表した。「福岡が大好きですし、自分を野球選手として育ててくれたのは紛れもなく福岡でありホークスであり、ファンの皆さんです」と感謝の思いを明かした。

 去就について「決まったことに関しては、まずはホッとしたというのが正直な気持ちです。福岡が大好きですし、自分を野球選手として育ててくれたのは紛れもなく福岡でありホークスであり、ファンの皆さんです。熟考を重ねる中でそういう方々の顔が浮かんでいたのは間違いないですが、今回、移籍という決断をさせていただきました」と報告した。

 さらに、「長いようで短いようで、内容的にはとても濃い11年間でした。応援してくださった皆さんには本当に感謝しかありません。チームは変わりますが、プロ野球というスポーツを盛り上げていくという意味では変わらず頑張っていきたいと思っていますので、あたたかく見守っていただけると嬉しいです」と締めくくった。

 右腕をめぐってはロッテ、巨人、オリックス、ヤクルトに加え、宣言残留を認めていたソフトバンクを含めた5球団による争奪戦が繰り広げられていた。権利の行使表明から1か月を経て、決着した。

 今季は15試合に登板して7勝2敗、防御率2.56の成績。ロッテの本拠地ZOZOマリンスタジアムでは3試合に登板して2勝負けなし、計12イニングを投げて無失点と抜群の相性を見せた。プロ通算では185試合に登板し、56勝41敗、防御率は3.32となっている。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY