佐々木朗希代理人が虚偽報道に“猛反論”「言いがかりだ」 怒りも露わ…明かした舞台裏
ドジャースとの密約説に反論「証拠のない断言があった」
米アリゾナ州ダラスで行われていたウインターミーティングは11日(日本時間12日)に閉幕した。ロッテからポスティングシステムでメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手は移籍市場の目玉として注目された。佐々木の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏は10日(同11日)に100人を超える報道陣の取材に対応。一部で報じられたドジャースとの密約説について激しく反論した。
「メディア、リーグなどでロウキについて多くの議論があった。言いがかり、証拠のない断言があった。密約として報じられていることは、全て虚偽だ」
ウルフ氏の顧客の1人、山本由伸投手は昨オフに12年総額3億2500万ドル(当時455億円)でドジャース入り。佐々木と同僚だった左腕カイケルが「(佐々木が)ドジャースと契約が決まっているという話をいくつか聞いた」と語ったことで、密約を疑う声が噴出した。
「MLBは全員のために、公正に行われていることを確かめたかったので、MLBの関係者は危機管理対策の一環として、複数の当事者に事前に問題がないか調査を行った」。ウルフ氏はMLBが“密約説”について調査を行ったことを明かした上で、潔白を強調した。
佐々木の交渉期間は米東部時間2025年1月23日午後5時(同24日午前7時)までとなる。10日(同11日)に交渉が解禁されてから20球団以上が接触してきたという。多くの米メディアがドジャース最有力、パドレス対抗と見る中、どのような展開を見せるのだろうか。
(Full-Count編集部)