72歳とは思えぬ…1738億円動かした大物が「ようやるわ」 異次元の契約連発に日米衝撃

入団会見に臨むメッツのフアン・ソト(左)とスコット・ボラス氏【写真:Getty Images】
入団会見に臨むメッツのフアン・ソト(左)とスコット・ボラス氏【写真:Getty Images】

ボラス氏は今オフ、ソトの7億6500万ドル契約を筆頭に大型契約を連発

 メジャーリーグがストーブリーグに突入してから1か月半が経った。ウインターミーティングも終わり、ここまで圧倒的な存在感を示しているのが大物代理人、スコット・ボラス氏だ。フアン・ソト外野手がメッツとスポーツ史上最高額となる15年総額7億6500万ドル(約1166億2400万円)の契約を結ぶなど、すでに11億4000万ドル(約1737億9300万円)以上のお金を動かしている。

 72歳のボラス氏は数多くのスターを顧客に持ち、MLBの市場で圧倒的な力を持っている。時間をかけて大型契約を結ぶことで有名だが、昨オフは2023年に2度目のサイ・ヤング賞を受賞したブレイク・スネル投手が3月まで契約がまとまらず、最終的にジャイアンツと2年6200万ドル(約94億5200万円)で妥協。ジョーダン・モンゴメリー投手(現ダイヤモンドバックス)は代理人を変えるなど、苦しいオフとなっていた。

 一転して今オフはジャイアンツとの契約を破棄したスネルが5年1億8200万ドル(約277億2600万円)でドジャース入り。アストロズからFAとなった菊池雄星投手がエンゼルスと3年6300万ドル(約96億4400万円)、オリオールズがレッドソックスからFAとなったタイラー・オニール外野手と3年4950万ドル(約75億4600万円)で契約をまとめ上げた。

 他にもマイケル・コンフォートがドジャースと1年1700万ドル(約25億9000万円)で契約。ここまで約11億4000万ドルの契約を結んでいる。さらにコービン・バーンズ投手(オリオールズからFA)、ピート・アロンソ内野手(メッツからFA)、アレックス・ブレグマン内野手(アストロズからFA)ら、市場に残っている大物も多い。

 ウインターミーティング翌日の12日(日本時間13日)にはソトの会見でシティフィールドを訪れたボラス氏。市場を席巻する72歳にファンも驚き。「ボラス、大型案件抱えすぎや」「72歳でようやるわ」「今年はボラスの巻き返しがすごい」「まだまだ引退しそうにない」とコメントが寄せられた。

(Full-Count編集部)

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