残りはイチロー氏ただ1人…明らかになった「19/19」 251勝左腕は脱落、快挙へまた前進

マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏【写真:ロイター】
マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏【写真:ロイター】

イチロー氏の殿堂入り投票の途中経過

 2025年の米国野球殿堂入り候補者に挙がっているイチロー氏は、2019年マリアノ・リベラ氏以来、史上2人目の満票選出となるかに注目が集まっている。12日(日本時間13日)時点では100%をキープしており、満票へ“前進”している。

 MLB公式サイトや米主要メディアも活用する殿堂入り投票のトラッキングサイト「Baseball Hall of Fame Vote Tracker」では、12日(同13日)時点では匿名を含む記者19人の投票状況が明らかになっており、まだ開票率は4.6%ではあるものの、イチロー氏のみ100%をキープしている。

 11月29日(同30日)時点で100%だった通算251勝のCC・サバシア氏は8日(同9日)には満票から“脱落”となっており、満票の可能性が残るのはイチロー氏のみとなっている。

 米野球殿堂入りは、メジャーで10年以上プレーした選手が引退から5年で資格を得る。全米野球記者協会に10年以上連続で所属する記者による投票で決定。有資格者から最大10人まで投票でき、全投票数の75パーセント以上を集めると、殿堂入りとなる。現時点ではイチロー氏、サバシア氏に加え、歴代6位の通算422セーブを挙げたビリー・ワグナー氏(88.9%)が当確圏内となっている。

 投票の結果は来年1月21日(同22日)に発表される。デレク・ジーター氏は1票、ケン・グリフィーJr.氏は3票足りずに満票を逃しており、野手史上初の快挙となるか注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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