ドラ1が衝撃トレード、最下位指名も侍Jに 大量指名から8年…DeNA2016年組は「2/9」
DeNAは2016年ドラフトで1位・浜口ら大量9選手を支配下で指名した
DeNAの浜口遥大投手とソフトバンクの三森大貴内野手の交換トレードが成立し、両球団から23日に発表された。貴重な左腕を求めるソフトバンクと、内野の層を厚くしたいDeNAの思惑が一致した。
浜口は2016年ドラフト1位でDeNA入り。通算135試合の登板で44勝46敗、防御率3.76。今季は2勝止まりだったが、日本シリーズでは中継ぎとして下剋上に貢献した。
2016年ドラフトでDeNAは1位の浜口をはじめ10選手(育成1位の笠井崇正投手を含む)を獲得。8年が経ち、現役を続けているのは4位の京山将弥投手、5位の細川成也外野手、9位の佐野恵太外野手の4選手。DeNAでプレーするのは京山、佐野の2選手のみとなった。
細川は2022年の現役ドラフトで中日へ移籍。2022年まで6本塁打と思うような成績を残せなかったが、移籍後に才能を開花。今季は143試合出場して打率.292、23本塁打、67打点でベストナインに選ばれた。
2016年は支配下で大量9選手を指名したが、残るは2選手のみ。佐野は2020年から2023年までキャプテンを務め、今季は打率.273、8本塁打、62打点。侍ジャパンに選ばれるなど球界を代表する打者に成長した。京山は今季2年ぶりに1軍登板。自己最多23試合登板し、来季は1軍定着が期待される。
(Full-Count編集部)