佐々木朗希と「面談の予定ない」 “古豪”が窮地か…編成本部長「チャンス得られれば」
ブレスロー編成本部長「私たちは動いているしプロセスに参加できる機会を歓迎する」
ロッテからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手の去就報道が加熱している。そんな中、レッドソックス地元紙「ボストン・グローブ」のアレックス・スパイアー記者は「日本のスター選手であるロウキ・ササキと面談できるのかどうかについて、レッドソックスは連絡を待っている状態だ」として、いまだ進展がないことを報じた。
23日(日本時間24日)にはレンジャーズと面談し、ジャイアンツとも接触したことが「サンフランシスコ・クロニクル」などで報じられた。すでにメッツ、ヤンキース、カブス、ホワイトソックス、レンジャーズと面談したとされ、ドジャースやパドレス、マリナーズも接触。少なくとも9球団の争奪戦が展開されている。
「ボストン・グローブ」は、佐々木がすでに多くの球団と接触していることに言及し「しかし現状では、レッドソックスはこの引っ張りだこの先発投手と面談する機会を手にすることができるかどうかについて、連絡を待ち続けている」と説明。クレイグ・ブレスロー編成本部長の「現在、面談の予定はない。しかしそれが(面談をしないという)最終的な話(結論)なのかはわからない。勿論私たちは動いているしこのプロセスに参加できる機会を歓迎するだろう。そしてそのチャンスを得られればと願っている」とのコメントを紹介した。
20日(同21日)にはMLB公式サイトのフィリーズ番を務めるポール・カセーラ記者が、フィリーズのデーブ・ドンブロウスキー球団社長が「私たちは現時点で招待されていない。プレゼンを是非行いたいので、書類は送ったが、交渉のテーブルに招待されていない」話していたことを伝えていた。
今季ナ・リーグ東地区を制しながら佐々木争奪戦から“脱落”していた東の強豪に続き、レッドソックスも厳しい状況に追い込まれているのだろうか。
(Full-Count編集部)