阿部監督「僕は鉄拳制裁で…」 甲斐獲得の理由…期待する“相乗効果”「すごくいい影響を」

都内のホテルで入団会見
ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使して巨人入りした甲斐拓也捕手が26日、都内のホテルで入団会見を行った。同席した阿部慎之助監督は、獲得の理由を明かした。
32歳の甲斐は2017年から4年連続日本一を経験。7度のゴールデングラブ賞、3度のベストナインと輝かしい実績を持つ。背番号は阿部監督が現役時代に着用した10に決まった。阿部監督は「思い入れのある番号。着てもらうなら甲斐くんしかいないなと。そういう意味では嬉しく思います」と説明した。
甲斐加入の影響については「いろんな経験はあるでしょうし、画面から見ても表情だけで会話できる。女房役って言われるんですけど、まさしくそれができる。包容力があるというか。そこが彼がすごくいい影響を与えてくれるんじゃないかと期待しています」と話した。自身の現役時代について問われると「僕は鉄拳制裁で……」と、場内を笑わせた。
今季、巨人は岸田行倫、大城卓三、小林誠司の3捕手を併用して戦った。甲斐は「阿部監督を胴上げするために気持ちを新たに頑張っていきたいと思います」と決意。「素晴らしいキャッチャーは揃っている。いろんな知恵を出せるのはチームの強みになる」と話した。
(Full-Count編集部)
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