CY賞右腕に“拒否”された強豪「衝撃的」 米記者が指摘…金額だけではない理由
ジャイアンツ&ブルージェイズがDバックスを上回るオファーを提示していた
オリオールズからFAとなったコービン・バーンズ投手が27日(日本時間28日)、ダイヤモンドバックスと6年2億1000万ドル(約331億円)で契約を結んだと米複数メディアが報じた。FA市場に残っていた最後の大物に対し、ジャイアンツとブルージェイズの方が高額なオファーを提示していたが、バーンズはアリゾナでのプレーを選んだという。
バーンズは2018年にブルワーズでメジャーデビュー。高速カットボールとスライダーなどを武器に、2021年には防御率2.43で最優秀防御率を手にしてサイ・ヤング賞に選ばれた。今オフのFA市場では注目の1人で、「USAトゥデイ」紙のボブ・ナイチンゲール記者によると、2億1000万ドルはダイヤモンドバックスでは史上最高額の契約だという。
また同記者によると、ジャイアンツとブルージェイズがダイヤモンドバックスより高額なオファーを提示していたというが、バーンズは自宅があり、所得税も少なことからアリゾナを選んだと指摘している。
MLB公式サイトのマーク・フェイサンド記者によると、バーンズはアリゾナ州スコッツデールに住んでおり、6月28日(同29日)には妻ブルークさんとの間に双子が生まれていた。米放送局「ESPN」のオールデン・ゴンザレス記者はX(旧ツイッター)で「バーンズと彼の妻はちょうど双子が生まれたところであり、アリゾナの家に残りたかった。そこからダイヤモンドバックスとの契約が生じた。これは衝撃的だが、かなり素晴らしい事でもある」と伝えた。
(Full-Count編集部)