阪神に残された「3」 FA残留&助っ人獲得で一段落か…気になる“新たな一手”

阪神・大山悠輔(左)と原口文仁【写真:矢口亨、小池義弘】
阪神・大山悠輔(左)と原口文仁【写真:矢口亨、小池義弘】

支配下5人戦力外、ドラフト会議では支配下5人指名

 阪神は今オフ、新外国人のニック・ネルソン投手、ジョン・デュプランティエ投手、ラモン・ヘルナンデス内野手を獲得。藤川球児監督の下で2年ぶりV奪回へ向け、着々と戦力を整えている。フリーエージェント(FA)権を取得した原口文仁、大山悠輔、糸原健斗の3内野手、坂本誠志郎捕手の全4選手が残留したのは戦力的にも大きく、支配下枠は「67」と埋まりつつある。

 今オフは秋山拓巳投手が現役引退。加治屋蓮投手(楽天)ら支配下5人が戦力外となった。シェルドン・ノイジー、ヨハン・ミエセス両外野手も退団。一方でDeNAを戦力外となった楠本泰史外野手を獲得した。

 ドラフト会議で1位のNTT西日本・伊原陵人投手ら支配下5選手を指名。現役ドラフトでは巨人から畠世周投手を獲得した。今季、メキシカンリーグで82試合に出場し打率.313、103安打、22本塁打をマークしたヘルナンデスの加入も決まり、残る支配下枠は「3」となっている。

 ポスティングシステムを利用してメジャーリーグ契約を目指す青柳晃洋投手の去就が不透明ではあるものの、限られてきた枠の中で今後の補強は可能性はあるのか。育成12選手からの昇格を含めて、開幕までにどのように編成していくのだろうか。

(Full-Count編集部)

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