大谷翔平獲得で…ド軍は「巨大企業に変貌」 全米に轟く経済効果、球界の枠を超えた領域に
北米4大スポーツのチームで…ド軍は全体2位の評価
ドジャースは2024年、ヤンキースとのワールドシリーズを制し、4年ぶりに頂点に立った。2013年から12年連続でプレーオフに進出するなど、黄金時代を築くチーム運営の評価は高く、北米4大スポーツの球団幹部や指導者を対象にした米メディアの調査で、ドジャースは全体2位、MLBで1位になった。大谷翔平投手獲得により、「球団は経済的巨大企業に変貌した」と論じている。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は、2024年シーズンの開幕時に4大スポーツのリーグに所属する球団幹部や指導者に、「フロントが最も優れている」チームの調査を実施。1位はオクラホマシティ・サンダーで、2位にドジャースが入った。3位はボルチモア・レイブンズだった。
記事はドジャースで編成本部長を務めるアンドリュー・フリードマン氏に言及した。2014年オフにドジャース入りした際、高い目標を設定。ドジャースの「黄金時代」として知られるようにしたいと考えたとしている。
フリードマン氏がフロント入りした後、ドジャースは毎年プレーオフに進出し、ワールドシリーズを2度制覇。ナ・リーグ制覇は4度に及ぶ。さらに2023年オフに大谷翔平投手を10年総額7億ドル(当時1014億円)で契約したことに言及。「ショウヘイ・オオタニの獲得により、球団は経済的巨大企業に変貌した」と述べている。大谷の加入を機に、ドジャースは多くの日本企業と契約するなど、莫大な経済効果を生み出している。
ある球団幹部はドジャースについて「彼らはあらゆる面でエリートだ」と評価した。記事は、ドラフトでは毎年1巡目の指名順位が後半にも関わらず好結果を残し、傘下マイナーから有望株を数多く輩出していることに言及。補強に関してはトレード期限前にマックス・シャーザー投手(2021年途中)、トレイ・ターナー内野手(2021年途中)、マニー・マチャド内野手(2018年途中)らスターを獲得してきたことについても触れている。ちなみに、トップ10入りした他のMLB球団はレイズで、4位にランクインした。
(Full-Count編集部)