首位打者→屈辱の.197…復活期待のオリ“主砲” GG賞、フル回転の救援右腕も誓う奮起
オリックス・頓宮裕真、福田周平らの復活に期待がかかる
タイトルホルダーたちの“復活”に期待がかかる。2023年に打率.307を記録し、パ・リーグの首位打者に輝いた頓宮裕真捕手は2024年シーズンで苦しんだ。開幕から状態を上げることができず、最終的に81試合の出場で打率.197と沈んだ。
森友哉捕手や西川龍馬外野手らとともに打線の核になるはずだった存在が崩れ、チームは4連覇を逃して5位に。悔しい1年を過ごしただけに、2025年こそは復調したシーズンを送りたいところだ。
2025年は6年ぶりに復活した“主将制度”で、野手の主将に就任。責任感も新たに芽生え、2年ぶりのリーグ優勝に邁進していく。
6年前に主将を務めた福田周平外野手の復活にも期待がかかる。今オフには背番号を「1」から「65」に変更し、心機一転。2021年に内野手から外野手に転向し、2022年にはゴールデングラブ賞を獲得するなど貢献してきたが、2023年には出場36試合にとどまっていた。
2024年も出場69試合で打率.232、1本塁打、13打点の成績。プロ8年目の32歳が、再びグラウンドで躍動する姿に注目が集まる。
投手陣でも主将に任命された阿部翔太投手の復活が鍵になりそうだ。2022年に44試合、2023年に49試合登板を果たした右腕は、2024年は故障もあって17試合の登板にとどまっていた。32歳右腕が復活を遂げれば、ブルペンの層がまた厚くなる。
(Full-Count編集部)