鷹・王貞治会長、甲斐の退団に言及 指摘した“存在感”、穴埋めは「同じようには難しい」

みずほPayPayドームでの鏡開きに臨んだ王貞治球団会長【写真:冨田成美】
みずほPayPayドームでの鏡開きに臨んだ王貞治球団会長【写真:冨田成美】

新加入の上沢は「実績がある」…石川の穴を「埋めてくれると思っている」

 ソフトバンクは6日、みずほPayPayドームで鏡開きを行った。この日が球団としても仕事始めで、王貞治球団会長が取材に応じ、甲斐拓也捕手が巨人へFA移籍したことに初めて言及。「彼の存在は大きかった」などと語った。

 ソフトバンクの“扇の要”を長く務めてきた甲斐の移籍。王会長は「彼の存在は大きかった。彼と同じようには難しいと思うけど、キャッチャーが自分の力を最大限に出してくれたら。あとは監督が対戦相手によって、どうポジションを使うのか。私も楽しみです」と語った。

 さらに前レッドソックス傘下3Aウースターから日本球界に復帰した上沢直之投手についても言及。「投手は一番勝敗の鍵を握っている。どこのチームも充実させようとしている」とし、「上沢くんは実績がある。石川(柊太)くんが抜けましたけど、埋めてくれると思っています」と力を込めた。ロッテにFA移籍した石川柊太投手の穴を埋めることを願った。

 昨年は2位・日本ハムに13.5ゲーム差をつけ、4年ぶりのリーグ優勝。一方で、日本シリーズでは敗れた。「昨年はこれ以上ない戦いができた。ある程度監督も、戦い方としては自分のものを持っている。相手チームも変わっていますから。今年は今年の戦い方をする。令和7年を戦うということで、キャンプで戦力を把握して7年型の戦いを見せてほしい」と期待を寄せ、「今年は必ずいいことが起きるだろうと今は思っています」と2025年シーズンに思いをはせた。

(Full-Count編集部)

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