22歳大砲候補がまさかの0発 苦闘の元侍J左腕は悪夢の8.76…巨人復活期待の選手

巨人・秋広優人(左)と中川皓太【写真:矢口亨】
巨人・秋広優人(左)と中川皓太【写真:矢口亨】

2024年、中川皓太は15登板で防御率8.76…秋広優人は0本塁打に終わった

 巨人は2024年、4年ぶりのリーグ制覇を果たしたが、日本シリーズ出場は逃した。リーグ連覇、13年ぶり日本一奪回へ、さらなる戦力補強を図る中、2025年に復活が期待される選手をピックアップした。

 10年目を迎える中川皓太投手は2024年、左膝を痛めた影響もあり15登板で0勝2敗7ホールド0セーブ、防御率8.76に終わった。2019年に67登板で17ホールド16セーブするなど勝利の方程式の一角を担い、リーグ制覇に貢献。侍ジャパンの一員として同年のプレミア12に出場した。2021年は自己最多25ホールドを記録した。

 腰痛を発症した2022年は1軍登板なしに終わったものの、育成契約を経て支配下復帰した2023年は44試合で17ホールド14セーブと復活。2024年は不本意な1年だったが、このままでは終われないだろう。

 野手では秋広優人内野手の復調が待たれる。高卒3年目だった2023年は121試合で打率.273、10本塁打、41打点とブレークの兆しを見せた。しかし、2024年は26試合出場で打率.261、0本塁打。2軍でも96試合で打率.274、2本塁打と伸び悩んだ。

 それでも、オフに参加した豪州ウインターリーグでは23試合で打率.321(84打数27安打)、2本塁打、8打点。OPS.839と躍動した。身長2メートルの和製大砲候補。高いポテンシャルを生かして定位置争いに再び加われば、チームもリーグ連覇に近づくだろう。

(Full-Count編集部)

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