巨人27歳は「なんで2軍にいるんだろうと」 OB絶賛…ローテ入りへ「一番期待」

巨人・伊藤優輔【写真:矢口亨】
巨人・伊藤優輔【写真:矢口亨】

伊藤優輔は2021年にTJ手術、昨季1軍デビューして8試合に登板

 巨人、メジャーリーグなどで活躍した高橋尚成氏が、今季先発ローテーション入りを期待する若手投手を分析した。自身のYouTubeチャンネル「高橋尚成のHISAちゃん」を更新。5年目を迎えた伊藤優輔投手を「球の勢いとかキレは1軍で結果を出している投手と遜色ない」と絶賛した。

 高橋氏は、ローテーション6番手の候補となる平内龍太、伊藤優輔、西舘勇陽、堀田賢慎、又木鉄平、横川凱について言及。中でも「結構期待しています」と語気を強めたのが、2020年ドラフト4位の伊藤だった。

 27歳の伊藤は2021年11月にトミー・ジョン手術を受け、同年オフに自由契約となり育成契約に移行。昨年7月に支配下復帰し、1軍デビューを果たして8登板で防御率1.04という成績を残した。2軍では40登板で14セーブ、防御率1.29という圧倒的な投球を披露している。

 高橋氏は「1軍でセットアッパーとして全然投げられる。ただ怪我明けだったので。昨夏に2軍の解説で行ったときにクローザーで出てきたんですけど、球のキレのいい投手だなと思いますね。150中盤くらい出るけどキレが良い。空振りが取れる。自分のカウントに持っていけるだけの球の勢いがあるので、なんでこの投手が2軍にいるんだろうというくらいだったので。今年絶対に出てくる投手」と太鼓判を押した。

 多くの投手がひしめく巨人だが、「一番期待するのは伊藤投手ですね」とキッパリ。「ローテーションを守れるくらいの投手。あとは体力がどこまで続くかとか怪我の状況はあると思うんですけど、近々ローテーションに入るのか、ブルペンに入ったらセットアップまで十分にいける投手。長いイニングの方がいいぞという阿部監督の判断だと思うので、先発として楽しみな投手」と目を細めた。

【実際の映像】巨人の“先発6番手”は誰の手に? OBが候補6投手を分析

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