イチロー氏ただ1人「100%」 あと10日…歴史を変えるか、“近づく”史上2人目の快挙

マリナーズ会長付き特別インストラクターを務めるイチロー氏【写真:ロイター】
マリナーズ会長付き特別インストラクターを務めるイチロー氏【写真:ロイター】

メジャーリーグの米野球殿堂入りがまもなく発表される

 2025年1月21日(日本時間22日)の米野球殿堂入り発表まで、あと10日となった。確実視されているイチロー氏は史上2度目の満票選出となるか。MLB公式サイトなども活用するトラッキングサイト「Baseball Hall of Fame Vote Tracker」では投票の32.4%にあたる127票の内容を公開しており、イチロー氏は得票率100%となっている。

 イチロー氏の選出は確実視されており、注目なのは2019年のマリアノ・リベラ氏に次いで2人目、野手では初となる満票選出かどうかだ。その他では通算251勝を挙げたCC・サバシア氏(91.3%)、通算422セーブをマークし、今年度が資格最終年となっているビリー・ワグナー氏(84.3%)の選出が濃厚となっている。

 当落線上なのは通算435本塁打&312盗塁のカルロス・ベルトラン氏(77.2%)、楽天でもプレーしたアンドリュー・ジョーンズ氏が73.2%となっており、残り約70%の票でどうなるか注目があつまる。

 野球殿堂入りはメジャーで10年以上プレーした選手が引退から5年で資格を得る。全米野球記者協会に10年以上連続で所属する記者による投票で決定。有資格者から最大10人まで投票でき、全投票数の75%以上を集めると殿堂入りとなる。

(Full-Count編集部)

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