ド軍36歳、再契約ならずなら現役引退か「帰る所は1つ」 居場所が埋まる現実も
ドジャースFAケリー「他所でプレーする契約をしたら自分を責めまくるよ」
通算485試合登板を誇るジョー・ケリー投手は、ドジャースとの再契約に望みをかけている。ドジャース専門のポッドキャスト番組「The Dodgers Bleed Los Podcast」に出演。「帰る場所は1つしかない」とまで語っている。
ケリーは右肩痛に見舞われ、35試合登板、防御率4.78。2か月半を負傷者リストで過ごすという不本意な成績に終わった。オフにはFAに。「ドジャースに残留したいか?」と問われ、「ああ、もちろん。他所でプレーする契約をしたら、自分を責めまくるよ!」と言い切った。
6月には37歳となる。メジャーでは十分ベテランの域に入り、体もガタが来ている現実もある。「(ドジャースでプレーすることは)満足していることの1つだし、いい関係性を築けている。健康になったら、クレイトン(カーショー)と同じで、帰る所は1つしかない。身体が思うように回復しなかったら、どうなるかわからない。見守ろう」。ドジャースとの再契約がならなければ、現役引退する可能性も示唆した。
ベテランリリーバーのドジャース残留はあるのか? チームのメジャー出場前提となる40人枠は、すでに埋まった状態。さらに、FA市場で左腕タナー・スコットら大物リリーバーを狙っているとされている。ドジャース専門サイト「ドジャース・ビート」は「昨シーズンのダニエル・ハドソンが結んだ契約のように、スプリングトレーニングの招待と開幕ロースター入りを逃した場合に発動できるオプトアウト(契約破棄権)付きのマイナー契約なら、ドジャースは再契約が理に叶っていると感じるだろう」とし、「どのような再契約を結んでも2月まで伸びる可能性がある」と見通しを伝えた。
いずれにしても、もう少し時間がかかりそうだ。
(Full-Count編集部)