大谷翔平の「選出はあり得ない」 “最強論争”に加えず…米司会者に批判殺到「頭が痛い」
「MLBナウ」がメジャー選手トップ10を選定…大谷は意外な低評価
ドジャース・大谷翔平投手は歴代10位の評価? 米スポーツ局「MLBネットワーク」の番組「MLBナウ」が、歴代メジャー選手トップ10を選定。“お騒がせ司会者”として有名で、この番組にゲスト出演したクリス・ルッソ氏は大谷を10位に選んだ。思わぬ低評価に、ファンは「オオタニより優れた選手が1人でもいると真顔で言えるはずない」と疑問を呈した。
ルッソ氏は1位から9位までベーブ・ルース、ウィリー・メイズ、タイ・カッブ、ジョー・ディマジオ、ハンク・アーロン、ルー・ゲーリッグ、ジョニー・ベンチ、マイク・シュミット、ケン・グリフィーJr.を選出。「そして、君をハッピーにする理由で10位にオオタニを入れた」と番組司会者のブライアン・ケニー氏に告げた。
これに対してケニー氏は「ショウヘイ・オオタニは唯一無二の存在で、歴史を作ってきた。間違いなく殿堂入りする選手で、キャリア通算の(平均)OPS+は157だ。でも、マントルは172、ゲーリッグは179だ。スタン・ミュージアルは(大谷と比べて)随分と打席に立っているが、159だ」とした上で「彼はピッチングをするけど、シーズン最多で(2022年の)166イニングだ。投打ともに素晴らしいけど、歴代(最高級)の投手とは比較できない」と指摘。大谷をトップ10に選出しなかった。
「君は彼(大谷)を好きだと思っていたから、少し驚きだよ!」とルッソ氏が水を向けると、ケニー氏は「好きだけど、彼を選出することはあり得ない! 今後10年間今のような不思議な活躍をすれば……テッド・ウィリアムズにはほど遠い」とも述べた。
思わぬ低評価にファンは困惑。「今の活躍をすればオオタニはいずれ1位になる」「頭が痛い」「最低でもオオタニは5位」とコメントを寄せていた。これまでも2人は大谷に対して“否定的”なコメントを残しており、2023年オフに大谷がFAとなった際は「お金がかかる」「好き勝手やる」などと発言して炎上。物議を醸していた。
(Full-Count編集部)