森井翔太郎、アスレチックスと2.3億円でマイナー契約　「遊撃兼投手」で二刀流…球団発表

黄色のユニホームを着てサイン…球団公式X「ようこそ！」

　アスレチックスは15日（日本時間16日）、桐朋高の森井翔太郎投手とマイナー契約を結んだと発表した。高校通算45本塁打を放ち、投げては最速153キロを誇る右腕。「遊撃手兼投手」の二刀流での獲得となった。全米野球記者協会に所属するフランシス・ロメロ記者によれば、契約金は150万ドル（約2億3000万円）で、NPBを経由しない日本のアマチュア選手としては、史上最高額だという。

　東京・桐朋高の森井は米誌ベースボール・アメリカの国際プロスペクトランキングで25位にランクされている。球団公式X（旧ツイッター）は黄色のユニホームを着てサインする森井の写真などを公開。日本語で「アスレチックスへようこそ！　森井翔太郎選手！」と歓迎した。

　25歳未満の海外選手との契約は、米東部時間15日午前9時（同15日午後11時）から“解禁”に。ロッテからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手の交渉期限は、米東部時間23日午後5時（同24日午前7時）までとなっている。