田中将大、復活への鍵を握るキーマン　巨人OBが期待する名伯楽との“改造計画”

名伯楽・久保康生巡回投手コーチの指導で変わると予測

　日米通算197勝を誇る田中将大投手は昨年オフに楽天を退団、巨人に加入した。巨人やメジャーで活躍した高橋尚成氏が自身のYouTubeチャンネル「高橋尚成のHISAちゃん」を更新。「間違いなく復活できると踏んでいます」と新天地での活躍を予測した。

　高橋氏が“キーマン”に挙げたのが、久保康生巡回投手コーチ。昨年、菅野智之投手（現オリオールズ）を復活に導いた名伯楽だ。高橋氏は「久保コーチの存在が大きなことになるのではと思います」「田中投手にもプラスになるでしょう」と語る。

　菅野は久保コーチの助言などでフォームを修正したとされる。横振りだった体の動きを縦にしたことで打点（リリースポイント）が高くなると、「ボールに角度がつくんです」と高橋氏は語る。

　田中にも同様の改善点があるのではと推察。「いろんな修正ポイントはあると思う。久保コーチと話し合いながら、いいヒントを得ながら実践していくことが必要かなと思う」と述べた

　さらに「自分のポイントで腕を振れていれば150キロを投げる力はあるし、コントロールもピカイチ。間違いなく復活できるんじゃないかと踏んでいます。久保コーチとの改造計画をぜひ成功させてほしいと思います」と、36歳右腕の逆襲に期待を寄せていた。