佐々木朗希、ドジャース入りを発表「とても難しい決断だった」 大谷&山本と強力タッグ
大谷、由伸、スネル、グラスノーらと強力ローテを形成へ
ロッテからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手がドジャースに移籍することで合意したと17日(日本時間18日)、自身のインスタグラムで発表した。野球日本代表「侍ジャパン」でチームメートだった大谷翔平、山本由伸両投手と強力タッグを組む。米メディアによると契約金は650万ドル(約10億1500万円)。
佐々木は自身のインスタグラムを更新し「ロサンゼルスドジャースとマイナー契約を結ばせていただくことになりました。とても難しい決断でしたが、野球人生を終えて後で振り返ったときに、正しい決断だったと思えるよう頑張ります。入団会見では、ここまで支えて頂いた全ての皆様に感謝しながら、ドジャースのユニフォームに袖を通したいと思います」と綴った。
佐々木を巡る争奪戦については、ドジャース、パドレス、ブルージェイズの3球団が最終候補と報じられていた。25歳未満の海外選手の契約は15日(同15日午後11時)に解禁され、ポスティングシステムによる佐々木の交渉期限は米東部時間23日午後5時(日本時間24日午前7時)となっていた。
ドジャースは早くからアンドリュー・フリードマン編成本部長が来日して視察。昨年12月のウインターミーティングでは「ずっと追いかけてきた選手。我々の最優先事項だ」と獲得を目指す方針を明言した。2度目の面談には先発右腕タイラー・グラスノーが電話で参加。「最高の投手になることが目標であれば、育成面、スカウティングレポートの面ではここ(ドジャース)が君の場所だ」などと熱烈に勧誘した。
ドジャースの先発ローテーションには、今オフに5年契約で加入した2度のサイ・ヤング賞ブレイク・スネルをはじめ、山本、グラスノーがいる。右肘手術から復帰を目指す大谷、ダスティン・メイ、トニー・ゴンソリンが控え、さらには通算212勝クレイトン・カーショーとも再契約の見込み。6人制の先発ローテ入りへ、佐々木のアピールは欠かせない。