鷹・王貞治会長が一本足打法に変えたワケ 明かした成功の秘訣…コーチ陣に“指令”
王会長が明かした一本足打法に変えたワケ
ソフトバンクのプレイボールミーティング(旧監督・コーチ会議)が26日に開かれ、2月1日に始まる春季キャンプメンバーなどについて話し合った。王貞治球団会長も出席し、一本足打法に変えたワケを明かし、コーチらにキャンプでの心構えを授けた。
王会長は、自身が一本足打法に変えた理由をコーチらに明かした。入団4年目の1962年途中に一本足打法を取り入れ、同年から13年連続本塁打王を獲得した。
「真っすぐが打てなかったからで、一本足打法にしてから今まで打てない球が打てるようになった。打てるようになったら自信がつき、さらに打てるようになった。色々やりすぎず、一つのことを続けたから打てるようになったのだと思う」と振り返った。
そして「キャンプでは色々なテーマがあると思う。その中でコーチは選手たちが一番必要なことをやり続けさせてほしい。伸び悩んでいる選手に色々させるより、一つのことを徹底的に続けさせたほうが、近道なのではないかと思う。そのことを頭の中に入れてこのキャンプを盛り上げてほしい」と訴えた。
(Full-Count編集部)