50m6秒9の俊足…DeNAチアに“超大型新人”加入「機会いただけたら」 現アンカー超えNo.1脚力

dianaのMiyuさん【写真:小林靖】
dianaのMiyuさん【写真:小林靖】

dianaチアスクール出身のMiyuさん「今度は私が夢を与える側に」

 横浜DeNAベイスターズのオフィシャルパフォーマンスチーム「diana(ディアーナ)」は2025年度で20周年を迎える。節目の年に、過去最多270人の応募者からオーディションを勝ち抜いた8人の新メンバー。dianaチアスクール出身で幼少期からDeNAの応援をしていた生粋の“ハマっ子”Miyuさんは、50メートル走6秒9という俊足の大型ルーキーだ。

 diana現役・OGメンバーがインストラクターを務めるチアスクールに通い、ベイスターズファンの両親に連れられ横浜スタジアムに足繁く訪れていた。「近くで見ていて、ずっと憧れていました」とオーディションを受けるのは自然の流れだった。

 家族で夕食中に合格の連絡を受け「全員半泣きです。家族も喜んでくれて、私の人生の中でも一番くらい、本当にうれしかったです」と笑顔を輝かせる。オーディションを行ったdianaマネジャーも「dianaになりたいという強い気持ちが伝わってきました」と明かした。

 Miyuさんの武器はダンスだけではない。「実は……足の速さも強みです。もしチャンスをいただけるのであれば、それも活かしてアピールしていきたいなと思っています」と見据えるのは「Hisense ハマスタバトル」だ。イニング間にファンと本気のリレー対決を行い、驚異の勝率で“爆走チア”として本拠地の名物になっている。

 アンカーを務めるAkiさんが速すぎると話題を呼んだが、50メートル走のタイムだけでいえば現役トップのAkiさんをも上回る。小学校高学年から常に学年1位の脚力。陸上経験はないが、陸上部の顧問からお願いされて大会のサポートメンバーとして仮入部したという逸話を持つ。「Akiさんは本当に速いと思うんですけど、走る機会をいただけたらとってもうれしいなって思ってます」と思い描いた。

 憧れ続けたdianaの一員となったMiyuさんは言う。「小さい頃から夢や元気、勇気を貰ってきました。今度は私が夢を与える側になれたらうれしい。ダンスやdianaを通して『明日も頑張ろう』と思ってもらえるような存在になりたいです」。掴んだ舞台で、これまでの思いを表現する。

【別ショット】ダンスだけじゃない…脚力にも注目 笑顔がまぶしいMiyuさん

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