ド軍FA32歳は「ニーズがない」 埋まった枠、再契約に厳しい現実「名前は全く聞かれない」
プランケット記者「戻ってきてほしいと熱望しているのは理解できる」
“お祭り男”との再契約は難しい状況かもしれない。ドジャースからFAとなっているエンリケ・ヘルナンデス外野手は、1月下旬になっても去就は不明。自身もチームメートからも再契約を望む声が上がっている一方で、米記者はドジャースに「ニーズがないと思う」と見解を示した。
地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のドジャース番ビル・プランケット記者が27日(日本時間28日),米ポッドキャスト「ドジャース・テリトリー」に出演。「キケ」の愛称で親しまれるE・ヘルナンデスの現況について解説した。
同氏は「ドジャースから彼の名前は全く聞かれない。ニーズがないと思う。ロースターはいっぱいの状態。もしかしたら、キケと契約するために、控えのアンディ・パヘスらがメンバーに入らないかもしれないが」と、オフの大物獲得ですでに40人枠に達していることを指摘。「ファンが彼に戻ってきてほしいと熱望しているのは理解できるけどね。ポストシーズンでは、ライブインタビューで色々発言していた(苦笑)。クラブハウスに少し盛り上がりをもたらすのがキケの性格」とも評価する。
「もし私がキケなら、(契約するために)最後の最後まで待つが。可能性があるかと聞かれれば、Yes」としつつも、「だが、(ドジャースに)必要かと聞かれれば、私ならそうは思わない」と、すでにトミー・エドマン外野手やクリス・テイラー外野手らユーティリティが大量にロースターにいることを踏まえ、“見送りやむなし”と見ているようだ。
(Full-Count編集部)