巨人連覇へ…バウアーは「大きな敵」 両軍OB複雑「間違いなく10勝以上」

DeNAに復帰したトレバー・バウアー【写真:荒川祐史】
DeNAに復帰したトレバー・バウアー【写真:荒川祐史】

2023年はDeNAで19試合に登板し10勝4敗、防御率2.76

 巨人、メジャーリーグなどで活躍した高橋尚成氏が、DeNAに復帰したトレバー・バウアー投手の活躍に太鼓判を押した。自身のYouTubeチャンネル「高橋尚成のHISAちゃん」を更新。古巣の巨人にとっては難敵であると指摘した。

 34歳のバウアーはレッズ時代の2020年にサイ・ヤング賞を受賞。しかし、ドジャースへ移籍した2021年に暴行疑惑でMLBから出場停止処分を受け、2023年3月に1年契約でDeNA入り。19試合に登板し10勝4敗、防御率2.76をマークした。メジャー復帰を目指した昨季はメキシカンリーグでプレー。10勝0敗、防御率2.48で年間最優秀投手賞に選ばれた。

 DeNAのOBでもある高橋氏は、再契約を「うれしい。楽しみの方が大きい」と歓迎。昨年はセ・リーグ3位から下剋上で日本一を達成しており「追われる存在にもなっている。優勝して日本一を目指す中で、いい戦力を獲得できた」と評価した。

 エースの左腕・東克樹投手に続く柱になる存在として、カード初戦の先発を任される可能性にも言及。「安定感があり、タフでもある。間違いなくローテーションを守ってくれる大きな存在」とし、今季の成績を「27試合以上、170イニング以上、10勝以上は間違いなくする」と予想した。

 巨人OBの立場としては「大きな敵が増えた」と複雑な表情。「必ず戦うことになる相手。多ければ4、5回対戦がある。打ち崩さないと勝機はない。優勝するためには叩かないといけない。大きな大きな敵です」と警戒すべき相手であることを強調していた。

【実際の映像】10勝以上は間違いない! DeNAに復帰したバウアーの活躍に太鼓判を押した高橋尚成氏

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY