年俸5億円から一転、元首位打者の決まらぬ去就 バウアー復帰の裏で「どうなった?」

中日を自由契約となったダヤン・ビシエド【写真:小林靖】
中日を自由契約となったダヤン・ビシエド【写真:小林靖】

中日を自由契約のビシエド、日本人枠でNPB通算1012安打の実績も

 DeNAが27日、トレバー・バウアー投手と契約を結ぶことで合意したことを発表した。2023年に10勝を挙げた大物右腕の電撃復帰で、2年連続日本一へ機運が高まっている。一方、中日を自由契約となったダヤン・ビシエド内野手の去就は不透明なままだ。キャンプインが目前に迫っても音沙汰がなく、SNSには「どうなった?」「必要とする球団はそこそこいると思う」などとコメントが寄せられている。

 ビシエドは2022年から3年1000万ドル(約15億4000万円、金額は推定)の契約を結んでいたが、NPB9年目の2024年は自己最少の15試合、9安打、打率.209にとどまった。国内FA権の取得条件を満たし、日本人枠としてプレーできる。さらに2軍では72試合で打率.300(223打数67安打)、8本塁打、31打点と好成績を残している。

 今年3月に36歳を迎える。2018年に打率.348で首位打者に輝くなどNPB通算1012安打を誇るが、選択肢も狭まってきている。昨年10月には全米野球記者協会のフランシス・ロメロ記者が4球団が交渉中と報じていたが、依然として明確な動きはない。

 各球団続々と一塁に助っ人選手を補強する中、ファンは「どこか決まった?」「戻ってきてくれないかしら」「情報全然入ってこない」「新天地早く決まってほしい」「もう戻らないのか」「このまま終わっていいわけない」」「再来日させてくれ」とやきもき。さらに「諦めてない「ドラゴンズもビシエドを呼び戻すべきでしょう!」「再契約はよ」「復帰まだかなー」と中日復帰を願う声も多くあった。

(Full-Count編集部)

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