大型補強のド軍に問題浮上 パンパンの「40」…避けられない“非情通告”
ロースターの内訳は投手25人、捕手3人、内野手5人、外野手6人、二刀流登録1人
大物加入に伴い、1人が“消える”ことになりそうだ。ドジャースは28日(日本時間29日)、レンジャーズからFAとなっていたカービー・イエーツ投手と契約を結んだと米複数メディアが報じた。もっとも、すでにメジャー出場前提の40人ロースターはすでに埋まっているため、“人員整備”は確実な情勢だ。
イエーツがロースター入りする前の段階で、ドジャースは投手陣が25人、捕手3人、内野手5人、外野手6人、二刀流登録の大谷翔平投手の計40人が登録されている。1年1300万ドル(約20億2200万円)でメジャー契約した37歳がロースターに加わるのは確実で、いずれかの選手はDFA(事実上の戦力外)やトレードなどではじき出されることになる。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のドジャース番ファビアン・アルダヤ記者もドジャースの40人枠問題に言及。「ドジャースは現在40人枠が埋まっている状態だ。そして、イエーツのために枠を空けやすくするために、過剰な救援投手のなかからトレードを行うこともできる」と指摘する。実際、このオフはブレイク・トライネン投手と再契約し、FA市場では左腕のタナー・スコットもブルペンに加えた。「ドジャースは救援は7人体制で開幕を迎えることが見込まれており、その一方で6人制ローテーションで稼働することになる」とも見ている。
また、ドジャースのキャンプインは2月10日(同11日)となっており、60日間の故障者リスト(IL)入りはこの日まで利用できない。少なくとも、残り2週間以内で何らかの動きは確実に起こりそうだ。
(Full-Count編集部)