ド軍が救援左腕ベシアと3.5億円で合意 年俸調停を回避…米報道、球団が要求に譲歩

ドジャースのアレックス・べシア【写真:ロイター】
ドジャースのアレックス・べシア【写真:ロイター】

ベシアの希望額は3億6500万円、球団は3億1800万円を提示していた

 ドジャースがアレックス・ベシア投手と合意したと、29日(日本時間30日)に複数の米メディアが報じた。9日(同10日)に年俸調停の権利を持つ選手と所属球団が希望額を提出する期限を迎え、ドジャースが合意に至らなかったのは、チームの年俸調停権所持者ではベシアただ1人だった。

 225万ドル(約3億4900万円)の1年契約で2026年は球団オプション権がつく。球団がバイアウトを選択した場合は、50万ドル(約7800万円)が支払われる。28歳の左腕は67試合に登板して5勝4敗5セーブ13ホールド、防御率1.76の成績を残してワールドシリーズ制覇にまで貢献した。

 合意に至らなかった際、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のドジャース番ファビアン・アルダヤ記者は「今季年俸の希望額として、ベシアは235万ドル(約3億6500万円)、ドジャースは205万ドル(約3億1800万円)を提示した」と、希望額との差は約4700万円となっていたことを伝えていた。今回はドジャースが大きく歩み寄った形となった。

(Full-Count編集部)

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