イチローは「なんなんだ?」 内野安打が多いのに…大打者が困惑した“特殊能力”
ピアジンスキー氏、イチローとの対戦は「3バウンドもすれば内野安打になってしまう」
ホワイトソックスなどで活躍し、メジャー通算19年で2059試合に出場、通算2043安打を記録したA.J.ピアジンスキー氏が、イチロー氏との“初顔合わせ”で受けた衝撃を振り返っている。
米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」に出演し、同番組の司会を務めるスコット・ブラウン氏から「よくイチローとは対戦しましたよね?」と問いかけられた。ピアジンスキー氏は「彼が(メジャー)1年目の時だった2001年から対戦しているよ。マリナーズが勝ちまくっていた年だね」と笑顔を見せた。
ブラウン氏から「この人なんなんだ? という感じでしたか?」とイチロー氏の印象を尋ねられると「ああ。初対戦したとき、何が起こっているんだっていう感じだった。そのときは(元ツインズ本拠地の)メトロドームで対戦したんだけど、よくボールが跳ねる古い人工芝だったんだ」と振り返った。
ピアジンスキー氏は「遊撃手をかなり前進させる必要があったんだ。なぜなら、彼が3バウンドもすれば内野安打になるからだ。信じられなかったよ」と衝撃の光景を回想した。
さらに言葉を続け「シアトルで対戦したときはもっと酷かったよ。(天然)芝のせいで打球が失速するからね。走り打ちをしながら打球をスライスさせるから、内野手を超前進させる必要があった。3バウンドもすれば内野安打になってしまうから、遊撃手は2バウンドで捕球する必要があった。信じられなかったよ」と笑うしかなかった。
(Full-Count編集部)