イチロー氏の“遺産”が残した景色 元同僚が2度受けた衝撃…「クレイジーだった」
ヤンキースなどで活躍したクラッツ氏、“イチロー器具”は「全てシルバー」
ヤンキースなどで活躍したエリック・クラッツ氏が米ポッドキャスト「ファウル・テリトリー」に出演し、イチロー氏の“遺産”について言及した。同番組の司会を務めるクラッツ氏は「(イチロー氏のトレーニング器具は)クレイジーだったよ」と驚きを隠せないでいた。
2015年7月にマリナーズとマイナー契約を結んでいたクラッツ氏は、当時の忘れられない思い出の1つとしてイチロー氏が使用していたとされるトレーニング器具に言及した。「巨大なトレーニング器具が通路にあってね。僕が(2015年に)マリナーズと結んだ際、まだそこに器具が残っていたんだよ」と説明を始めた。イチロー氏は2012年7月にヤンキースにトレードとなっており、結果的に“置き土産”となった。
クラッツ氏は当時、専用の“特殊器具”に衝撃を受けたようで「自分は(3A)のタコマにいたんだけど、彼が(退団後に)送っていなかった器具が通路に残っていたんだよ。そして、僕が(2017年8月にトレードで)ヤンキースに行った時も、イチの器具があったんだ。全てシルバーで、ペダルがついていて、重量もたくさんあって」と説明を続けた。イチロー氏はこの時マーリンズに所属していたため、クラッツ氏は2度イチロー氏のトレーニング器具と巡り合ったことになる。
クラッツ氏は興奮気味に「(イチローは)毎日試合に出ていた。38歳くらいまで162試合に出場していたんだよ」と言葉に熱を込めた。イチロー氏の“特殊器具”は世界中に伝説として知られていくばかりだ。
(Full-Count編集部)