名門ド軍に発生した“問題” 元助っ人に放出説浮上…地元記者が指摘した「価値」

ドジャースのライアン・ブレイシア【写真:Getty Images】
ドジャースのライアン・ブレイシア【写真:Getty Images】

37歳のブレイシアは2023年途中にドジャース入り…昨季は29登板で防御率3.54

 ドジャースは28日(日本時間29日)、レンジャーズからFAとなっていたカービー・イエーツ投手と正式に契約合意した。イエーツ加入前の段階でメジャー出場前提の40人ロースターはすでに埋まっており、いずれかの選手が押し出されることになる。その候補に、元広島右腕のライアン・ブレイシア投手が挙げられている。

 イエーツがロースター入りする前の段階で、ドジャースは投手陣が25人、捕手3人、内野手5人、外野手6人、二刀流登録の大谷翔平投手の計40人が登録されている。1年1300万ドル(約20億1800万円)でメジャー契約した元セーブ王のアクティブロースター入りは確実。地元メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス記者は「外れる可能性が高いのはライアン・ブレイシア」と予測した。

 同氏は29日(同30日)に自身のX(旧ツイッター)を更新。ドジャースの40人枠問題に触れ、「ドジャースはシーズン開幕時に7人のブルペンを編成しているため、外れる可能性が高いのはライアン・ブレイシアだろう。ブレイシアは優れた救援投手であり、年俸もわずか450万ドル(約6億9900万円)。そのためトレードでも一定の価値がある」とした。

 37歳のブレイシアは2017年に広島でプレー。メジャーに復帰するとレッドソックスで好投を見せ、2度の60試合登板。2023年のシーズン途中にドジャースに移籍すると、39試合で防御率0.70の好成績を残した。昨季は故障もあって29登板で1勝0敗、防御率3.54だった。

 果たしてトレード価値のある右腕は放出されるのか。はたまた他の選手が他球団に移籍するのか。ドジャースの決断に注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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