イチロー氏「女子の方見てた」 隣には弓子夫人、縁の“逸品”も…まさかのすっとぼけ
マリナーズ公式YouTube、米野球殿堂博物館訪問の映像を公開
マリナーズの公式YouTubeが29日(日本時間30日)、イチロー氏(マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が米ニューヨーク州クーパーズタウンにある米野球殿堂博物館を訪問した際の映像を公開。メジャー通算3089安打と活躍して資格1年目でアジア選手として初めて米野球殿堂入りしたイチロー氏が、思わぬ一言を漏らすシーンも収録されている。
「まずクーパーズタウンまでの距離がシアトルから凄く遠く……」とイチロー氏が話すシーンから始まり、弓子夫人とともに館内を見学する様子が流れる。関係者が展示品の前で「これは審判が使用していたカウンターです。三振がス『4』ストライクだった唯一の年なんです」と説明し「あなたなら5000安打していたでしょうね」と続けると、イチロー氏は「はははは」と声を上げて笑った。
さらに「これは1927年にベーブ・ルースが使っていたバットです。彼はその年の60本塁打のうち、28本をあのバットで打ったんです。(バットは)折れなかったんですよ」と説明を受けると、興味津々の様子で展示品を見つめる場面もあった。
終始、なごやかな雰囲気で見学するイチロー氏。2004年にMLB最多記録シーズン262安打を放った際の「イチメーター」の展示物が目の前に現れると「あれっ? イチメーターあるじゃない。全然見えなかった」と直前まで気づかなかったことに苦笑い。続けて「(右隣に展示されている)女子の方を見てたよ」と発して笑いを誘っていた。