山火事被害で…悲しみのLAでド軍が果たす役割 大谷翔平らの“恩返し”に広がる感謝

ロサンゼルスの消防署を訪問したドジャース・大谷翔平【写真提供:ドジャース】
ロサンゼルスの消防署を訪問したドジャース・大谷翔平【写真提供:ドジャース】

ド軍の地域貢献…大切なLAを守り抜く姿勢

 ドジャース・大谷翔平投手は30日(日本時間31日)、ロサンゼルス近郊パシフィック・パリセイズの消防署を訪問した。山火事の消火活動に当たる消防士たちを激励。米3大ネットワークのニュース番組「CBS News」の電子版は「オオタニがロサンゼルスの山火事被災者と消防士らに恩返し」と報じている。

 記事では「25日(同26日)の授賞式のスピーチの中で、オオタニは初動の対応にあたった人々、消防士に感謝した」と言及している。さらに、ドジャースの地域貢献活動である「Dodgers Love L.A. Community Tour」が27日(同28日)から始まり「ドジャースの現役選手、元選手ら、そしてボランティアたちは、イートン地区とパリセイズ地区の山火事で影響を受けた地域でも時間を過ごす中で(いつも愛をもらっている)市民に愛のお返しをする」と報じられている。

 ドジャースの地域貢献は顕著であり、直近1週間では動物シェルター訪問、山火事の影響を受けたパリセイズ小学校に通っていた子どもたちが一時的に通学している学校を訪問、パシフィック・パリセイズ地区の消防署訪問、ファストフード店を投手陣が訪れるなど、様々な活動が行われている。

 さらには、山火事で家を失ったりしたパサデナ地区の高齢者との昼食会やフードバンク訪問、ドジャースタジアムでホームレスの子供たちや家族を称えるイベントを夜に開催したり、初めて子どもが生まれる人たちを対象にしたイベントも開催する。

(Full-Count編集部)

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