水原被告の賭博胴元が衝撃発言…MLB最多安打男も顧客か 現役プロ選手の半数関与と主張

マシュー・ボウヤー氏の顧客にはピート・ローズ氏も「間違いない」
ドジャース・大谷翔平投手の元通訳で、銀行詐欺罪などに問われている水原一平被告の賭博の胴元とされるのがマシュー・ボウヤー氏だ。地元紙「ニューヨーク・ポスト」の取材に応じ、プロアスリートの半数が賭博をしているとの発言をした。
スポーツベッティングの掛け金を違法に受け取ったこと、マネーロンダリング、税金の虚偽申告の罪に問われているボイヤーの量刑が言い渡されるのは4月4日(日本時間5日)の予定で、この日はボウヤーの誕生日だ。「司法省いわく、ボウヤーは当時現役だったプロアスリート、そして元プロアスリートからも掛け金を受け取っていた」と同紙は指摘する。
また「ボウヤーは今回初めて、そこ(掛け金を受け取っていた顔ぶれ)には9月に他界した通算安打数MLB歴代1位のピート・ローズも含まれると言っている」とも。レッズの試合に賭けた容疑で1989年にMLBに永久追放されたが、引退後に自身を通じて賭けていたことをボウヤーが明かし「彼は(賭けに)取り憑かれていた。間違いない」と話したという。
ボウヤーは現役プロ選手の半数ほどがスポーツに賭けていると思うと話し「一部の選手がいまだにスポーツに賭けていることを私は知っている」と断言。「もし(現役選手の)50%が賭博をしているなら、そのうち10%が賭けに取り憑かれていると思う」と衝撃発言。一方で、自分が行っている競技に賭けているのはその3%未満だと思う、とした。
(Full-Count編集部)
