困惑の満塁弾「なんでこれが入るの？」　バットの先なのに…“2冠王”22歳に衝撃「えぐい」

ロッテの5年目・山本大斗が最終回にグランドスラム

　また1人、楽しみな右の大砲候補が存在感を示した。ロッテの山本大斗外野手が22日、沖縄・北谷で行われた中日とのオープン戦で満塁弾を放った。逆方向へ運んだアーチにファンからは「なんでこれが入るの？」「外野のレギュラー争い楽しみ」と期待が高まっている。

　1-1の同点で迎えた9回2死満塁で、中日の清水達也投手のストレートを右方向に弾き返した。バットの先だったが、高く舞い上がった打球はそのままスタンドイン。これには、昨季は1本しか本塁打を打たれていない中日のセットアッパーも困惑した表情を見せた。

　2020年育成ドラフト3位でロッテに入団。2022年7月に支配下登録され昨季は5試合で打率.111。1軍ではまだ本塁打はないが、昨季は2軍で19本塁打、66打点で2冠に輝いている。

　同じ外野手ではドラフト1位の西川史礁がアピールしており、24歳の山口航輝もこの日、8回にソロ本塁打。右の大砲候補で競争は激しい。

　だが、SNSでは「このボール逆方向まで持ってくのえぐいな。去年は2軍で打ちまくってたのか。今年はどんな成績残すんだろ」「若手の躍動が喜ばしすぎる」「風に乗ったとは言え、バットの先であそこまで飛ばすのは素晴らしい」「西川史礁が入団したことによって山口と山本が絶対に負けないぞって気持ちで練習して結果を出してくれたら本当に嬉しい」など、期待のコメントで溢れている。