大谷翔平、カットボール解禁 ブルペン最多25球に指揮官&由伸ら集結…300人拍手喝采

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

正捕手スミスに「ラスト・ワン・イズ・ベター?」と英語で確認も

 ドジャースの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、アリゾナ州グレンデールの球団施設でキャンプ3度目のブルペン入り。フォーシームを中心にキャンプ最多の25球を投げた。投球練習後にはファンから拍手が送られた。

 大谷はノーワインドアップ、セットポジションから投球。これまでのブルペンではフォーシーム、ツーシームだけだったが、この日からカットボールを解禁した。フォーシーム12球、ツーシーム7球、カットボール6球。ツーシームを2球続けて投げた場面ではマスクを被った正捕手スミスに対して、「ラスト・ワン・イズ・ベター?」と英語で確認する場面も。徐々にペースアップしてきた。

 注目度抜群だった。ロバーツ監督、フリードマン編成本部長、ゴームスGMら球団首脳が集結した。山本由伸投手もネット越しから見守る中での投球練習となった。週末とあって、300人を超えるファンが熱視線。投球練習後には拍手に包まれた。

 大谷は15日(同16日)に今キャンプ初めてブルペン入り。フォーシーム、ツーシームの14球を投げた。最速94マイル(約151.3キロ)。18日(同19日)のブルペンではセットポジションを交えて21球。侍ジャパン・井端弘和監督が見守る中、最速94マイルと力のある投球を見せ、「引き続き、いい強度で投げられた。次回のブルペンでもう少し、ワンステップ強度を上げられたら」と今後を見据えていた。

 2、3月のオープン戦で登板する予定はなく、投手復帰は5月頃と見込まれている。ロバーツ監督は2月末のオープン戦で打者として初出場させると明らかにした。

(Full-Count編集部)

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