20歳逸材が“快投”で「もうエース候補」　高卒3年目で開幕ローテの期待「完成度高い」

高卒3年目の20歳、田中晴也が2試合連続で好投

　ロッテの田中晴也投手が、開幕1軍入りに向けて評価急上昇中だ。26日に行われたオリックスとの練習試合では4回1失点5奪三振と上々の仕上がりを見せ、ファンからは早くも「もうローテっていうかエース候補」という声が上がり始めている。

　2022年ドラフト3位で日本文理高からロッテに入団。昨季初めて1軍昇格を果たすと4試合の先発で1勝1敗、防御率1.80と潜在能力を感じさせた。今年の春季キャンプでは1軍メンバーを勝ち取った。

　18日に行われたヤクルトとの練習試合では先発し、3回をパーフェクトに抑える好投。2試合目の実戦となった26日は、6回に頓宮裕真捕手にソロ本塁打を浴びたものの、ストレートを中心に押す投球で5三振を奪った。ドジャースに移籍した佐々木朗希投手の抜けた穴があるチームにとって、楽しみな若手が頭角を現してきた。

　20歳右腕の猛アピールにSNSでも期待が高まっている。「高めにストレートと落ちる球両方投げてくるのいやらしいわ。マジで完成度高い」「ストレートで押すって言ってて、打者もそれわかってる上でこの内容なの良いですねぇ」「特大にポジってる」「チェンジアップも投げるんだね」「ストレートめっちゃいいな。これは今シーズン来そう」「三振取れば関係ないという佐々木朗希イズムを感じる」などのコメントが相次いだ。

（Full-Count編集部）