14人のオンラインカジノ利用が発覚 7球団が自主申告…NPBが発表「適切に対応」

NPBが各球団からのオンラインカジノ利用報告を発表
NPBが各球団からのオンラインカジノ利用報告を発表

NPB発表

 日本野球機構(NPB)は27日、公式ホームページでオンラインカジノの各球団からの利用報告について複数球団から報告があったと発表した。全12球団のうち、所属選手、監督・コーチ、スタッフなど球団関係者から、オンラインカジノ利用の自主申告があった球団は、計7球団で、オンラインカジノの利用を申告した者は計14人だったという。

 オンラインカジノの問題を巡っては、21日にオリックスが山岡泰輔投手が参加していたことを発表。当面の間、プロ野球選手としての活動の自粛を命じていた。オリックスの発表を受け、NPBも21日に12球団に対して過去にオンラインカジノを利用したことがあれば自主的に名乗り出るよう呼びかけることを要請したことを発表していた。

○公式ホームページで発表された文章は以下の通り。

 オリックス野球クラブ所属の選手によるオンラインカジノ利用に関し、当組織として2/20(木)、同球団を含む全12球団に対し、所属選手及び監督・コーチ、スタッフなど球団関係者に向け、過去にオンラインカジノを利用したことがあれば自主的に名乗り出るよう呼びかけたところ、2/26(水)までに複数球団から報告がありましたので公表いたします。

 全12球団のうち、所属選手、監督・コーチ、スタッフなど球団関係者から、オンラインカジノ利用の自主申告があった球団は、計7球団で、オンラインカジノの利用を申告した者は計14人でした。いずれも刑法の単純賭博罪の公訴時効(3年)にかからない2022年2月以降の案件です。公訴時効が過ぎた自主申告は、公表の対象としていませんが、必要に応じて調査することにいたします。今回の公表の対象とした自主申告をした者については、各球団において、申告内容を精査・確認した上で、適切に対応してまいります。

 なお本日以降も、日本プロ野球選手会とも協議しながら、当面の間、自主申告を受け付けることといたします。

(Full-Count編集部)

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