大谷翔平にいきなり被弾、菊池雄星は脱帽「あのレベルでは逃してくれない」

降板後に大谷との対決を振り返る
【MLB】ドジャース 6ー5 エンゼルス(日本時間1日・アリゾナ)
エンゼルスの菊池雄星投手は28日(日本時間3月1日)、アリゾナ州グレンデールで行われたドジャースとのオープン戦に先発登板。いきなり先頭の大谷翔平投手に被弾し、降板後には「あのレベルになると逃してくれませんから」と語った。
花巻東の後輩であるドジャースの大谷と直接対決。第1打席は初回無死、フルカウントから6球目の外角高め93.9マイル(約150.6キロ)の速球を捉えられ、左翼スタンドに運ばれた。立ち上がりを被安打3、1四球と苦しみ、1回途中2死で降板した。
2回からオープン戦のルールで再登板した後は、大谷の2打席目を遊飛に打ち取るなど立ち直り、走者を許さず。合計で2回2/3を被安打3、1四球、3奪三振、2失点という内容だった。
降板後、いきなり大谷と対決となった「独特な雰囲気」を問われると「いや、独特ではないです」ときっぱり。フルカウントからの直球を大谷に被弾したことには「あのレベルになると逃してくれませんから。まあ、カウントを悪くしたら、という感じですね」と語った。一方で、チェンジアップやスイーパーなどの出来には好感触だったといい、95マイル(152.9キロ)を記録していた直球にも「この時期に出ていれば順調かなと」と振り返った。
菊池はアストロズからFAとなり、昨年11月にエンゼルスが3年6300万ドル(約94億8600万円)での契約を発表。3月27日(同28日)に敵地・ホワイトソックス戦で、メジャー4球団目にして初の開幕投手にも内定している。
これまで菊池と大谷はレギュラーシーズンで計24打席対決。対戦成績は打率.304(23打数7安打)、3本塁打、5打点、7三振、1四球となっている。
(Full-Count編集部)
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