日台歓喜の一撃が「スターすぎる!」 海を越える歓声に「これが万波中正だぁぁ!」

台湾・統一との親善試合で均衡を破る一撃
日本ハムの万波中正外野手が1日、台湾の台北ドームで行われた統一との親善試合で左翼席に豪快な2ランを放った。台湾とも不思議な縁がある24歳の打球に、ファンからも「台湾でも大注目ですね」「スターすぎる」などと喝采が起きている。
両チーム無得点のまま迎えた4回2死、直球を強振して左翼席に運び、均衡を破る先制弾となった。奇しくも中華民国初代総統の蒋介石の本名と同じ「中正」ということもあってか、ボールをキャッチした男性客が大喜びするなど、会場の心を掴んだ様子だった。
SNSでは「これが万波中正だぁぁ!」「うおおお台湾でもまんちゅー爆発!!」「一振りで流れを変えられる、持ってこれるのが万波の魅力」「萬波中正初代総統」などとファンが歓喜。「万中、ちょっと構え変わった……?」「新しいフォームを信じてやってきた万波に一発出て良かった」と新しい打撃フォームでの一打にも注目が集まっていた。
2023年に141試合で打率.262、25本塁打、74打点で外野手のベストナインを獲得。しかし、昨季は136試合で打率.252、18本塁打、60打点と軒並み数字を落とした。自慢の強肩は日本でもトップクラスだが、今季は打力でも飛躍のシーズンとなるか。