鷹・上沢が3回途中10安打7失点でKO 西武は新助っ人が満塁弾…1日のパ・リーグ戦評

西武戦に先発したソフトバンク・上沢直之【写真:冨田成美】
西武戦に先発したソフトバンク・上沢直之【写真:冨田成美】

楽天の先発・早川は3回50球2安打無失点の好投

 倉敷マスカットスタジアムで行われた楽天と広島のオープン戦は、1-1の引き分けで終了した。楽天は初回、小深田大翔内野手の四球などで2死二塁とし、浅村栄斗内野手の適時打で1点を先制した。先発・早川隆久投手は、初回を3者凡退に抑えると、2回、3回はそれぞれ走者を許しながらも要所を締める投球を披露。3回50球2安打無失点でマウンドを降りた。

 楽天は、6回まで早川、松井友飛投手、今野龍太投手が無失点リレーを披露すると、4番手の藤平尚真投手は1回を3奪三振で無失点の投球を披露した。しかし、打線は初回の得点以降、相手投手陣の前に好機をつくることができなかった。

 宮崎・都城市営球場で行われた「2025球春みやざきベースボールゲームズ」のロッテ-韓国ロッテは、4-3でロッテが勝利した。ロッテの先発は、来日初の実戦登板となったオースティン・ボス投手。力のある直球や変化球ともに制球良く投げ込み、打者6人に対して3三振を奪うなど完璧な投球で仕上がりの良さを見せた。3回は澤村拓一投手、4回は益田直也投手とベテラン勢が無失点リレーでつないだ。

 宮崎・アイビースタジアムで行われた「2025球春みやざきベースボールゲームズ」のソフトバンク-西武は、13-7で西武が勝利した。西武は初回、長谷川信哉外野手とタイラー・ネビン外野手の安打などで無死満塁とすると、レアンドロ・セデーニョ内野手に満塁弾が飛び出し、4点を先制する。

 西武の先発マウンドに上がった渡邉勇太朗投手は、序盤2イニングを3者凡退に抑える上々の立ち上がり。3回に、1死二、三塁から内野ゴロの間に1点を失ったが、追加点は許さず、3回1安打1失点でマウンドを降りた。2番手・羽田慎之介投手は押し出し四球などで5点を失ったが、3番手・上田大河投手が3イニングを無失点に抑え、リードは譲らなかった。ソフトバンクは先発・上沢直之投手が、3回途中10安打2四死球7失点と崩れた。

 宮崎・SOKKENスタジアムで行われた「2025球春みやざきベースボールゲームズ」のオリックス-斗山ベアーズは、4-10でオリックスが敗れた。オリックスの先発・田嶋大樹投手は、初回に安打と2四球で2死満塁のピンチを背負い、適時打で2点を失う。3回にはソロを浴び、3回3失点で降板した。

 5回に2番手・椋木蓮投手が2者連続適時打などを浴びて3失点。7回には3番手・寺西成騎投手が打ち込まれて4点を失った。8回以降は本田圭佑投手、古田島成龍投手がそれぞれ1イニングを無失点に抑えた。

(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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