打率.071でマイナー危機も…ド軍“韓国の逸材”が待望の1号 大谷に感謝「素晴らしい」

本塁打を放ったドジャースのキム・ヘソン【写真:荒川祐史】
本塁打を放ったドジャースのキム・ヘソン【写真:荒川祐史】

ジャイアンツ戦で2打数1安打3得点「初球を打つことができた」

【MLB】ドジャース 6ー5 ジャイアンツ(日本時間2日・アリゾナ)

 ドジャースのキム・ヘソン内野手は1日(日本時間2日)、アリゾナ州グレンデールで行われたジャイアンツとのオープン戦に「8番・遊撃」で先発出場し、5回に同点の1号ソロを放った。初球のフォーシームを捉え、「積極的に打とうと思っていた。初球を打つことができた」と笑顔を見せた。

 試合前までオープン戦6試合に出場して14打数1安打の打率.071と当たりが出ず。正二塁手として期待されたが、開幕マイナーの危機も囁かれていた。キャンプ中は打撃フォームを調整。よりパワーを出せるスイングを模索してきた。4試合ぶりの快音が来日初長打となる一発。「だから嬉しい」と声を弾ませた。

 2打数1安打1打点、1四球3得点と活躍。球団のチキンウイング大食い対決では大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希らと楽しんだ。「オオタニには野球の質問をたくさんしたんですが、彼は躊躇することなく答えてくれました。素晴らしいことです」と笑顔。ただ、どんな質問をしたのかについては「シークレット」と笑顔で質問を制した。

【実際の動画】高々と舞い上がった打球は左翼席へ 見事な流し打ちを披露したキム・ヘソン

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