阪神で痛感した巨人との“決定的な違い”　ライバル関係も…「スルーしている」

高橋尚成氏のYouTubeに登場した西岡剛氏は2013年から阪神でプレー

　巨人、メジャーリーグなどで活躍した高橋尚成氏が自身のYouTubeチャンネル「高橋尚成のHISAちゃん」で、阪神OBの西岡剛氏と対談した。話題に上がったのは巨人と阪神の“違い”について。西岡氏は強いライバル心を口にした。

「巨人-阪神戦、いっぱい経験してきましたけど、阪神は巨人にだけは負けてはいけないっていうものは持っている」と西岡氏。一方で「戦って感じたのは、巨人は持っていない。スルーしている。『俺らは巨人-阪神戦とかではなくみんな一緒ですよ』と。それが一番強いんです」。

　ロッテからメジャー挑戦を経て、2013年から阪神入りした西岡氏。「伝統の一戦」と称される巨人戦には特別な思いを持っていたようで「僕らは負け越しの方が多く経験したんですけど、巨人の選手って阪神に対して特別意識を持っていないなって。阪神もそうならないといけないんです」と語った。

　これに対して苦笑いの高橋氏は「僕らのときは阪神がBクラスにいたから。2005年に優勝したときに強くなってきたから気になる。強いところを巨人は叩いておかないと上位にいけないという気持ちがあるから。だから阪神の方たちが思うほど、巨人は阪神のことを思っていないかもしれない。ちょっとわからないですけど」と苦笑いだった。

　昨季は巨人が4年ぶりのリーグ優勝を果たし、阪神はリーグ2連覇を逃した。今季も熱い“伝統の一戦”が繰り広げられるだろうか。