トラウトが豪語「自分が最高」 “自己ワースト”からの復活へ…語った責任感

昨季はわずか29試合出場「とにかく試合に出場しなきゃ」
エンゼルスのマイク・トラウト外野手が、決意を持って2025年シーズンに臨んでいる。「自分の現在地はわかっている。フィールドに立っているときは、現在も僕がベストプレーヤー(最高の選手)だと感じているんだ。だからとにかく試合に出場しなきゃいけないね」。自己ワーストとなる29試合出場から、復活のシーズンにする。
33歳のトラウトは2011年にメジャーデビュー。2012年から中堅のレギュラーに定着し、3度のMVPを獲得。11度のオールスター戦選出と輝かしいキャリアを築いてきたが近年は故障がちで、昨季は自己ワーストとなる29試合出場にとどまった。
今季は負担などを考慮し、長年守った中堅のポジションからコンバートされることになっている。復活を期す今季はここまで順調で、2月26日(日本時間27日)には豪快な左翼席へのOP戦1号も飛び出した。
米ラジオ局「Sirius XM」のチャンネル「MLBネットワーク・ラジオ」の公式X(旧ツイッター)がトラウトのコメントを伝えている。「フィールドに来て懸命にプレーして、自分の仕事をするだけさ。休みも取らずにね。ロン(ワシントン監督)が言うように、このクラブハウスには若い選手がたくさんいる。彼らは学びたがっているんだ。若手は質問しに来るものだからね。彼らは話を聞きたいと思っているのさ。今のところ(キャンプは)うまくいっているし、楽しんでいるよ」と充実した様子だった。
昨季まで10年連続でプレーオフに進出できていないエンゼルス。オフには菊池雄星投手や元本塁打王のホルヘ・ソレア外野手、ヨアン・モンカダ内野手らを補強したが、“一番の補強”になるのはトラウトの復活に他ならない。
(Full-Count編集部)
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