大谷翔平、“ヘッドバンプ”空振りの真相 一塁コーチは苦笑い「不意をつかれた」

4回に中前打、一塁コーチとヘッドバンプをしようしたが…
【MLB】ドジャース ー Wソックス(日本時間3日・アリゾナ)
ドジャースの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、アリゾナ州グレンデールで行われたホワイトソックスとのオープン戦に「1番・指名打者」で先発出場し、4回の中前打で2試合連続安打をマークした。2打数1安打で打率.400となった。
両軍無得点の4回無死。右腕アダムスの初球、内角カットボールを中前へ運んだ。一塁ベースに到達すると、昨季からの“出塁の儀式”ヘッドバンプをしようとしたが、ウッドワード一塁コーチは敵地遠征のため不在。この日一塁コーチに入った傘下3Aオクラホマシティのマニー・ブリス打撃コーチは代理だったため、ヘッドバンプは空振りに終わった。
「今回が初めてだったから、彼がやるとは知らなかったよ。彼とクレイトン(マッカラー元コーチ)の間でやることかと思ってね。だから不意を突かれたよ。(大谷は)笑っていたよ」。試合後、ブリスコーチは苦笑いだった。
大谷は続くテオスカー・ヘルナンデスの三ゴロで二塁へスライディング。昨年10月のワールドシリーズで左肩を亜脱臼。左手をつかない新しいスライディングを実戦で初披露した。ヘッドバンプこそうまくいかなかったものの、3月18日に東京ドームで行われるカブスとの開幕戦へ順調に調整を進めている。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)
