「生きてる」変化の“超魔球” ド軍33億円男、衝撃の奪三振ショー「相変わらずえぐい」

ドジャースのブレイク・トライネン【写真:ロイター】
ドジャースのブレイク・トライネン【写真:ロイター】

トライネンは昨季50登板で防御率1.93…オフに2年2200万ドルで再契約

【MLB】ドジャース 6ー3 Wソックス(日本時間3日・アリゾナ)

 ドジャースのブレイク・トライネン投手が2日(日本時間3日)、アリゾナ州グレンデールで行われたホワイトソックスとのオープン戦に7回から登板。“魔球”を武器に3者連続奪三振と圧倒し、「相変わらずえぐい」「トライネンはすでに支配している」と日米ファンの度肝抜いた。

 衝撃のピッチングだった。7回からマウンドに上がった36歳は、左打者にぶつかりそうなほど変化したスイーパーで空振り三振に仕留めると、続く打者もスイーパーで見逃し三振。圧巻だったのは3人目。2球で追い込むと、ストライクゾーンから大きく外れる曲がりとなったが、それでも右打者が思わず振ってしまう強烈なスイーパーで3者連続三振を完成させた。

 守護神候補の奪三振ショーにファンも注目。LAファンからは「えげつない」「トライネンのハイライトを見るのが大好きだ」「とても素晴らしい」などと称賛された他、日本のファンからも「生きてるような魔球は健在」「トライネン様の安定感たるや」「トライネンのスイーパー相変わらずエグいw」「トライネンのスイーパー、もはや『何だこれミステリー』に取り上げた方がいい変化量」などと反応があった。

 トライネンはアスレチックス時代の2018年に68試合登板で防御率0.78、38セーブと大ブレイク。2020年からドジャースに加わり、2023年は肩の故障で登板なし。復帰した昨季は50試合で7勝3敗1セーブ、16ホールド、防御率1.93の好成績でワールドシリーズ制覇に貢献した。オフに2年2200万ドル(約33億円)で再契約している。

【実際の映像】ボールが「生きてる」と話題 トライネン、“魔球”で3連続K

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY