大谷翔平vsロバーツ監督の「真の勝者」 イジリ合戦でMLB公式が注目した別の“大物”

ドジャース・大谷翔平と愛犬デコピン【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平と愛犬デコピン【写真:ロイター】

大谷が2月17日にロバーツ監督のポルシェをすり替え

 ドジャース・大谷翔平投手とデーブ・ロバーツ監督は、お互いの愛車に対して“イタズラ”を仕掛けている。直近では指揮官がやり返し、「これで1対1だ」と鼻息を荒くしたが、MLB公式は“真の勝者”に注目している。

 先に仕掛けたのは大谷だった。2月16日(日本時間17日)、ロバーツ監督の車を約3万円の子ども用のポルシェにすり替えるイタズラを披露。ロバーツ監督は置かれた水色の小さなポルシェを発見すると、興味津々で写真をパシャリ。その後は自分の車を探すが見当たらず、「車はどこに行った?」と困惑した表情を見せていた。

 そして1日(同2日)、今度はロバーツ監督がやり返す。オープン戦を終えた大谷が愛車のドアを開けると大量のカラーボールがなだれ落ちた。車の中を見ると、ロバーツ監督が大爆笑している写真がぱらり。大谷はあたりを見まわし、隠れていたスタッフを見つけると「OK。ハハハハハハ。これで引き分けだね、ハハハハハハ」と笑った。また、カラーボールには一つ一つにミニポルシェに乗ったロバーツ監督の写真が付けられおり、大谷は苦笑いでボールをダンボール箱に投げつけていた。

 仲睦まじい“師弟”の姿に日米が興奮した中、MLB公式サイトのトーマス・ハリガン記者は「オオタニとのイタズラ対決でロバーツがやり返す。そして今回は、デコイが勝利」と綴っている。同記者は「金曜日までは、ドジャースのスーパースターのショウヘイ・オオタニとデーブ・ロバーツ監督の間で繰り広げられていたイタズラ闘争は、どちらかというと一方的(な展開)だった」とし、大谷に軍配を上げたが、ロバーツ監督が“やり返し”たことで、形式上は五分になったとした。

 それでも、「この試練の真の勝者はデコイかもしれない。彼は監督が残した大量のボールで遊んですごく楽しい時間を過ごした」と締めくくっている。大谷は1日(同2日)、自身のインスタグラムを更新。愛犬のデコピンがロバーツ監督の写真付きボールで遊ぶ動画を公開していた。

(Full-Count編集部)

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