大谷翔平は「球界最高の打者」 敵軍28歳が第一声で称賛、超大物抑えた収穫

Wソックス戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
Wソックス戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

デービス「狙い通りの球を投げ切っただけ」

【MLB】ドジャース 6ー3 Wソックス(日本時間3日・アリゾナ)

 初対戦でオーラを感じた。ドジャース・大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、アリゾナ州グレンデールで行われたホワイトソックスとのオープン戦で2打数1安打を記録し、4回限りで交代した。第1打席で三振に仕留めた若手右腕は、「彼は球界最高の打者だよ」と敬意を惜しまなかった。

 先発した右腕は28歳のデービス・マーティン。昨季54本塁打、130打点の2冠に輝くなど“球界最高の選手”とも形容される相手に、フォーシーム、スライダー、チェンジアップと持ち球を駆使して挑んだ。結果はフルカウントからの7球目、スライダーをストライクゾーンのギリギリに投げ込んで見逃し三振に仕留めた。

 降板後に取材に応じたマーティンは、地元紙「シカゴ・サンタイムズ」のホワイトソックス番ダリル・バンショーエン記者らの取材に応じ、自身のオープン戦2登板目を振り返った。28歳は「彼(オオタニ)は球界最高の打者だよ」と真っ先に脱帽。「昨年は、先頭打者からアウトを奪うことが本当に大変だった。しっかり準備して、自分の狙い通りの球を投げ切っただけさ」と淡々と語った。

 マーティンは2018年ドラフト14巡目でホワイトソックスに入団。2022年にメジャーデビューし3勝6敗、防御率4.83を記録した。昨年は2年ぶりにメジャーのマウンドに立つも、10先発し未勝利だった。調整に重きを置くオープン戦での対戦ではあるものの、大谷から三振を奪ったことが自信に繋がるはずだ。

(Full-Count編集部)

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