DeNA・バウアーが入団会見、目標は「優勝」「沢村賞」 中3日も意欲「投げたい」

復帰会見に臨んだDeNAのトレバー・バウアー【写真:矢口亨】
復帰会見に臨んだDeNAのトレバー・バウアー【写真:矢口亨】

2023年は19試合で10勝4敗、防御率2.76の好成績…2年ぶり復帰

 DeNAに2シーズンぶりに復帰したトレバー・バウアー投手が3日、横浜市内の球団事務所で入団会見を行った。自前のカメラを手に登場。冒頭で「ハロー、エブリワン。横浜に戻ってくることができてとても嬉しく思っています」とあいさつした。

 再びDeNAと契約を結んだ理由を問われると「顔なじみの選手がたくさんいて、前回は優勝することができませんでしたので、その思いを持って来日しました」と説明。「最も大事にしているのが野球を楽しむのと勝つこと。全てを叶えられる球団はベイスターズのほかに無いと思ったので迷いは一切ありませんでした」と語った。

 本拠地の横浜スタジアムについては「戻ってくることができてとても光栄。ファンの皆さんの熱い応援、自分の名前が書いてあるタオルも覚えています。とても楽しみです」とし、横浜の街を「第2の故郷」と強調。今季の目標を「まず勝ちたい。メキシコでも優勝することができたので、今年も日本でリーグ優勝したい。日本シリーズを連覇したいと思っています」と掲げた。

 個人的な目標には「沢村賞」を挙げ「逃すことがあったらとてもとても悲しい気持ちになると思います」と続けた。レッズ時代の2020年にサイ・ヤング賞を受賞した右腕は「サイ・ヤング賞と沢村賞、どちらも権威のある賞。MLBでサイ・ヤングはとても難しい、NPBで沢村賞は難しい。両方を成し遂げた人はいないので、それを成し遂げるのが私の喜び」と意気込みを示した。

 シーズンに向けて「ここで投げてくれと言われたら投げるまで」と気合十分。「個人的には中5日だろうが3日、4日、どんなスケジュールだとしても投げたい。開幕からフルスロットルでやっていきたい」とフル回転を誓い、背番号96のユニホームに袖を通した。

 2023年にDeNAに電撃加入したバウアーは、1軍合流は5月からだったが、19試合で10勝4敗、防御率2.76の好成績を残した。同年限りで退団し、昨季はメキシカンリーグでプレーした。

 1月に入団が発表され、春季キャンプには参加しなかったが独自で調整を続けた。2月27日に来日。翌28日から横須賀市内の2軍施設で汗を流していた。

(Full-Count編集部)

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