千賀滉大、OP戦初登板は2回無失点 “チャレンジ”成功で判定が覆る場面も…最速154キロ

マーリンズ戦に先発
【MLB】メッツ ー マーリンズ(日本時間4日・フロリダ)
メッツ・千賀滉大投手が3日(日本時間4日)、フロリダ州ポートセントルーシーで行われたマーリンズ戦に先発。2回を2安打無失点、無四球2奪三振で降板した。最速は96.0マイル(約154.5キロ)だった。
充実のマウンドだった。先頭打者のノルビーをスライダーで見逃し三振に仕留め、続くマービスは右飛。3番のヒルは初球の外角直球がボールと判定されたが、「ABSチャレンジ制度」を申請。“チャレンジ”成功でストライクに判定が変わる場面もあった。その後ヒットを許したが、コーナインを三ゴロに打ち取り、1回を無失点に終えた。
当初の予定は1イニングのみだったが、15球と球数少なく終えたため、2回も続投。先頭をスライダーで空振り三振、2人目を左飛と簡単に2アウトを取ったが、3人目に内野安打を許した。それでも最後はニゴロに抑え、2回無失点でマウンドを降りた。
千賀は1年目の2023年に12勝、202奪三振をマーク。昨季は右肩の張りで長期離脱し、7月末に復帰するも今度は左ふくらはぎ痛で緊急降板。レギュラーシーズンは1試合の登板にとどまった。ポストシーズンで復帰したものの、3試合登板(2先発)で0勝1敗、防御率12.60と本来の投球ではなかった。3年目の今季はエース級の活躍が期待されている。