水谷瞬が「熱男」をしたワケ 衝撃の先頭打者弾の裏で…「尊敬する先輩」

2018年ドラフト5位でソフトバンク入り…2023年12月の現役ドラフトで移籍
野球日本代表「侍ジャパン」は5日、「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本vsオランダ」でオランダ代表と対戦し、5-0で勝利した。先頭打者弾を放った水谷瞬外野手(日本ハム)は試合後に取材に応じ、「また明日は明日。良い準備で臨めたらなと思います」と語った。
「1番・指名打者」で出場した水谷は相手先発・ケリーの2球目を捉えると、バックスクリーン後方へ一発。代表初スイングでいきなりの豪快弾を放ち、場内は大歓声が起こった。
ベンチへ戻ると、水谷は松田宣浩野手総合コーチが現役時代にトレードマークとしていた「熱男」ポーズを披露した。2019年から2022年までソフトバンクでチームメートで、かつて自主トレでも3年連続で師事したことのある大先輩だ。水谷は「尊敬する先輩、師匠と同じユニホームを着てプレーさせて頂けた。昨季もメッセージを頂いた。アツオをやらせて頂きました」とその思いを口にした。
最高の代表デビューとなったが、「まだまだ力不足な選手。しっかり結果を出せたのはよかった。さらにレベルアップ、成長して、どうだ! というところに到達していればいいのかなと思います」と語り、2026年WBCへの闘志ものぞかせている。
ソフトバンクから2023年12月の現役ドラフトで日本ハムに移籍し、昨季は交流戦では歴代最高打率でMVPを受賞するなど大ブレイクを果たした。恩師である松田コーチも出場したWBCの舞台を、自身も踏みしめることができるだろうか。
(Full-Count編集部)